2014年12月28日

ハチミツつながり。

年内出荷もあと少し。
30日まではドタバタが続きます。

そんな中で嬉しい贈り物が



銀座ミツバチプロジェクトのハチミツ❗️
蘭展でお世話になってる方が送ってくれた!
ちょー嬉しい ^_^



色が濃い方は百花蜜と書いてあるので日本ミツバチの蜜かな?



もう一つの方はユリノキの蜜。
西洋ミツバチが集めた蜜。
以前読んだ銀パチの本には都市部は結構樹木が豊富で沢山蜜がとれるみたい。
どんな味なんだろ?楽しみ!


銀座ミツバチプロジェクトが行われてる場所は紙パルプ会館の屋上。

なんと今年の初めにあった銀座での蘭展会場でした。
なんか縁を感じるね。

そして、





なんとハリナシバチのハチミツ❗️
タンザニア産。
丸太をくりぬいたものを利用して養蜂してるそうです。



なんか濃厚な感じ。
まだ食べてないんだけど、とても楽しみです。


ハリナシバチといえば以前紹介した、グアテマラのキリグアの宿。
ほんと一度訪れたいところ。

キリグアさんのお庭にもハリナシバチがいて、ブログにも紹介されてます。

ミツバチ科四族のうちのひとつでアジア、アフリカ、中・南米の熱帯のみに生息するそうです。

ブログはこちら

http://yaplog.jp/quirigua/archive/1003

ほんと可愛らしいハリナシバチ。
種類はちょっと違うかもしれないけど、まさかハリナシバチの蜜が味わえるとは思わなかったです。

Iさんありがとう!
お礼のお花送るから待っててね ^_^











久しぶりに引っ張り出してきた。
結構好きな本です。

自然も世の中も多様性が全てなのに、それが減ってくのは絶滅一歩手前状態。

ハリナシバチや自生してる蘭もどんどん追いやられてる中での蘭栽培は矛盾いっぱいだね。

農業は自然に近い様に見えるけど
自分を含めて、単一作物を大量に効率良く作る近代農法は自然からかけ離れてると思う。

仕事がひと段落したら、自分の目指す農業をもう一度考えてみよう。



農大時代に教わった「稲の事は稲に聞け」「農学栄えて農業滅びる」「農学は実学ぞ」だったけ?は最近良く思い出します。









今日の一花。





実生の試作です。
こんなスタンダードタイプも嫌いじゃないよ。


  


Posted by 加藤洋らん苑  at 00:29Comments(5)日本みつばち

2014年07月28日

ミツバチ、再び。

暑いですね‼︎ 夏本番って感じ。
通常だったらもう山上げは終わってるんですが、今年はまだまだいっぱいあります。ダイエットしたい方アルバイトはいかが?




ここを抜けて山上げ場に行きます。
標高は930mくらい?









何年か前に新しい道が開通して一瞬、八ヶ岳みたいな感じで結構好きです。
名倉まで全部開通したら、清泉寮みたくソフトクリーム売ろ ^_^
駒が原高原、初の喫茶店も近々オープンするらしい。楽しみだね。





揚水発電をしてる黒田湖や














昔あった分校跡地でキャンプなんかやったら楽しいかも?ピザ焼く釜もあるよ!
夜の星空も、こんなに星があるのか‼︎ってくらい綺麗です。
元々高原野菜の産地で、そこを借りてます。
開拓された先人に感謝‼︎





水汲み用の川の近くの木に




家の日本ミツバチは逃亡中ですが、ここは戻って来た‼︎

正確には、新しい群がやって来たんですが、うれしいね ^_^



蘭だけでなく人も避暑したい。
別荘でも作ろうかな ^_^

テントだけど。






今日の一冊。






最近、豆に興味あるんだよね。  


Posted by 加藤洋らん苑  at 11:14Comments(4)日本みつばち

2014年07月09日

逃亡中。

ブラジルの大敗にビックリですが



残念ながら家にいた日本ミツバチが逃亡。



悔しいので巣の写真を撮ってみました。
上が天板を外したところ。
2枚目が巣をひっくり返したところ。
蜂蜜は1L位取れました ^_^

来年また戻って来ることに期待してます。








今日の一冊。




種まき楽しいね ^_^  


Posted by 加藤洋らん苑  at 12:55Comments(2)日本みつばち

2014年06月07日

日本みつばちとシンビジウム。その3

あまり良い写真がなかったので今回は佐々木正己著 ニホンミツバチ 北限のApis ceranaから引用。

なかなかこんな写真は撮れないね。
日本みつばちがキンリョウヘンの花粉を
背中にくっつけてます。

日本みつばちを含む東洋みつばちなどの分布図。

キンリョウヘンなどの分布図。

もともとキンリョウヘンやデボニアナムなどは日本に自生しておらず、キンリョウヘンは約100年前から日本に導入されたそうです。斑入りの葉芸が人気になり、番付表まで作られたみたい。


ちなみにこれは60年もののキンリョウヘン。長生きだね ^_^

昔人気になったおかげで、植物好きなお家の軒先に結構コロコロしてます。
何十万年?も前に日本列島が大陸から分かれて、土着のみつばちとして生息してきた日本みつばち。
2万年後?に豊田市の軒先でキンリョウヘンやデボニアナムと再会して引き寄せられるのもロマンがあっていいね。そんなに会ってないと忘れちゃいそうだけど。

キンリョウヘンが日本みつばちを引き寄せるフェロモンはセパルとペタルの付けね付近から出してるみたいで、ほんと猫にマタタビみたいな感じです。
キンリョウヘンやデボニアナムはポリネーターの日本みつばちをフェロモンで引き寄せるけど、対価はあまり与えない。どっちかっていうと小悪魔的な女性な感じ?かな ^_^


これはヒマラヤオオミツバチの採取の様子。行って見てみたい。命がけだけど ^_^
(写真家アンドリュー・ニューイー氏から引用)
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 22:31Comments(0)日本みつばち

2014年06月05日

日本みつばちとシンビジウム。その2

各地で日本みつばちを飼う方が増えていまして

古い写真ですが信州で開かれたみつばちの勉強会。かなり沢山の方々で熱気がありました。

スライドや

巣の実物展示や

手作りの道具なども販売してます。
(これはハチマイッター)

いろんなやり方がありますが上手く行くとこんな風に蜜がびっしりに。


遠心分離機などは使わずに自宅で日本みつばちの蜜をいただけます。さっぱりとした甘さ?で絶品です。^_^
続く。
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 20:40Comments(2)日本みつばち

2014年06月05日

日本みつばちとシンビジウム。その1

日本みつばちをご存じですか?

東洋みつばちの一亜種で、もともと日本に生息してます。
春になり新しい女王蜂が生まれそうになると、今までいた女王蜂が働き蜂を連れて巣を出ます。

こんな感じで木に集まったりします。これを分封といいます。
10年位前からこの分封群を捕獲するためにシンビジウムの原種や一部の交配種が人気になってます。

こんなふうに蘭の花があると分封群が集まってきます。(蘭はスウィートデボン、蘭があっても100%集まるわけではありません。)

原種の中ではキンリョウヘン、デボニアナム、スワビッシマム、スワブなどに捕獲例があります。(写真はデボニアナム)

交配種ではミスマフェット、スウィートデボン、フオァゴットンフルーツなどで捕獲例がありますが、栽培の容易さ、開花調整、誘引力を考慮するとキンリョウヘン、デボニアナム、ミスマフェットの3種類は是非揃えたいところです。その他の品種は備えの役割かな。(写真はミスマフェット)

続く。  


Posted by 加藤洋らん苑  at 20:25Comments(2)日本みつばち