2014年06月28日

花の時間と人の時間。その3

広島県の大崎上島にリスペクトしてる人がいます。
映画「東京家族」のロケ地になった島で、瀬戸内海を望む綺麗な場所です。





広島ニュース 食べタインジャーのサイトから引用。
実際にロケで使われたお家。

その方のお家やハウスも瀬戸内海を見下ろす斜面の中腹にあります。気候的にも温暖でとても住みやすい場所なので、3.11以降移住してくる若い人もいるみたい。




この花なんかもその方が作出したもので、ほんとにシンビジウムの生き字引(シンビ以外の蘭も凄いんですが)って感じで、実践に裏打ちされた知識にびっくり‼︎
結構な、お年になられても今だ衰えず色々な交配されてます。



画像の転載は不可。

画像の転載は不可。

蘭展で出会った方に託された素敵な原種。Cym.insigne alba 'Memorial Mr.Teruoki Fukuda'
色んな想いが詰まった純白の花。
栽培に身が引き締まります。

僕なんかが色々、交配出来るのもそんな先輩の方々のおかげでもあります。
蘭展の時に頂いた花粉も交配に使わせていただきました。

時間はかかるかもしれないけど、盆栽みたいに所有者を変えながら、その時代の人々を魅了する花作りたいね ^_^

幕末の日本近代化に多大な影響を及ぼした英国人 トーマス・グラバー氏が、日本に初めて持ってきた洋蘭のシンビジウム トラシアナムは、約100年にわたり受け継がれてるそうです。蘭は上手くすれば長生きで、花の評価も直ぐに出ない場合もありますが、楽しいんだよね。

ただ、一人の時間では短すぎるな ^_^







今日の一冊。



庶民は読むべし。
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 21:33Comments(0)シンビジウム

2014年06月27日

花の時間と人の時間。その2

シンビジウム以外の実生も少しつづ増えてきました。





Enc.(tampensis×ceratistes)× randii
栽培しやすいタイプ。枝をふるものが多くリップの赤も目立ちます。







ピンク系。randiiやadenocaulaなどの実生です。
エンシクリアは初期の生育が遅く、最初は全然変化がないのですが、大きくなればとても簡単で毎年花を咲かせるものが多いかな。





グリーン系や





渋系も、もちろんあります。
エンシクリアは上手く寄せ植えすると和の雰囲気を持つ商品に仕上がるよ。


花の価値ってなんだろう?
時代で変わるし、人の都合で決めてるだけだし。あまり決めつけない様にしないとね。
色んな可能性を考えつつ、選抜が非常に重要でいつも頭を悩ませます ^_^

続く。







今日の二冊。





親と子の関係は結構難しいね。
なんとなく重そうな本ですが、読むとスッキリするかも ^_^
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 22:43Comments(0)その他の蘭

2014年06月26日

花の時間と人の時間。

もう10年以上経つのかな?新しい品種を生み出す為に色々、交配を始めてから。
いろんな目的があって実生してます。



種付けをするとこんな風になります。
フラスコに播種出来る様になるまでシンビジウムだと約1年くらい。デンドロビウムなんかの早いタイプで3ヶ月くらい。



フラスコに播種してからだいたい1年位で苗が出来て来ます。このフラスコの中はデンドロビウム。
そこから3年位かけて初花を咲かせます。








ピンク系や







グリーン、黄色系









和っぽいタイプなんかも出てきます。



こんな点々花は嫌い?自分的には使い方次第ですごく格好良さげになると思います。

初花を確認してから、その個体を増やして開花させ、出荷に至るまで5年。
合わせると早くて10年、普通に12、3年の歳月が必要です。
んー、気が遠くなる ^_^
でも始めないと何も変わらないね。

続く。






今日の一冊。



操られ感いっぱいです。植物は、したたかだね ^_^  


Posted by 加藤洋らん苑  at 21:45Comments(2)その他の蘭シンビジウム

2014年06月25日

グリーン。その2

残念な結果に終わった日本代表でしたがまだまだ続く、W杯。今回はスリリングな試合が多いので早起きしていっぱい観たいね ^_^



セロームの花。いつから家にあるのか分かんないけど初めて咲いた。



一日経つともうこんな感じ。花を観れたのはラッキーだね。





コンャクイモ。縁にピンクが入って、結構、葉っぱ綺麗だね。観葉で使えるかな?



ちなみに去年咲いたコンャクイモの花。綺麗で匂いも悪くなかったよ。





マンゴーとドラゴンフルーツ。タイで食べたドラゴンフルーツほんと美味しい!
早いうちにちゃんとした場所作りたいね ^_^





今日の一冊。



んー面白い。日本人に馴染みの薄いキリスト教、イスラム教なんかが、とても解りやすく読みやすいです。オススメ ^_^  


Posted by 加藤洋らん苑  at 11:47Comments(0)その他の植物

2014年06月24日

グリーン。その1

昼間は夏みたいに暑くなって来ました。シンビジウムはこれから避暑に向かいますが、暑くなってくると元気になってくる奴らもいます。



Stephania
銅剤散布(炭酸マグネシウム入り)した時に葉っぱ落としたけど復活。
現地のおばちゃんは茎が美味しいと言ってた。まだ試してないけど。





Anthurium scandens.
ぶどうアンスリウム。暖かくなると勝手に実がなります。食べてみたくなるけどまだ試して無いな。サトイモ科に属するものは危ないのあるから気を付けてね ^_^

続く。






今日の一冊。



未知化するという試みは面白いね。
このゼミの卒業展示は見学したい。と思いつつ蘭展なんかあって行けないんだよなぁ。  


Posted by 加藤洋らん苑  at 07:50Comments(5)その他の植物

2014年06月22日

草は敵?

蘭は、早いもので2年、だいたい3年くらい、下手したら5年、育ってから花が咲きます。
かなり長い間、鉢で育てているので途中いろんな種が生えてきます。






Spiranthes sinensis var. amoena
ネジバナ よく見たら綺麗でかわいい。

蘭科の植物だけじゃなく





山上げした時に木の実が落ちたみたい。



シダ系や



Dioscorea bulbifera
ハウスの中で栽培してた宇宙いも。
エリアの鉢の中に落ちた、ちびっ子いもから芽が出た。



宇宙いも、こんな芋です。食べられるみたい ですが、タイで買った時に食べれる?と聞いたらおっさんはストロングになると言ってた。隣のおばさんはムリムリと言うしどっちなんだろう?
伸びた茎に芋ができるのでエアーポテトとも呼ばれています。
時期になると猛烈な勢いで成長します。



静岡の師匠から頂いたトマト。
蘭を植えたミズゴケから突然生えて来た。何十年栽培してて初めてだそうです。
意外性が結構楽しいかも。

一つのものを育ててるとそれ以外は雑草として引っこ抜いちゃうけど、一緒に育てても面白いかもね ^_^






今日の一冊。



少し重いタイトルかもね。
でもいつも悲惨な思いするのは末端の普通に生活してる人々だね。
真剣に考えた方がいいと思う。
小さい頃、爺さんに少し戦争の事聴いたけど、もっと聴いとけば良かった。



  


Posted by 加藤洋らん苑  at 18:57Comments(0)その他の蘭その他の植物

2014年06月20日

ブラジルつながり。

んーなんかモヤモヤ感いっぱいの試合でしたね、W杯。次は気持ちのいい試合と松木の明るい解説?に期待しつつ、ブラジルつながりで



Encyclia alboxanthina

ブラジル原産の原種です。この花の香りにはびっくり。何の香りか上手くいえないけど、なんか香水って感じ。
香りは環境によって変化するので、よく晴れた午前中の暖かい時間に香ることが多いかな。
シンビジウムでもスルガランの交配種などは夏から秋に咲くことが多いんですが、とても良い香りがして花が見えなくても、香りが咲いたのを教えてくれます。

香りは人の記憶に残るので重要だね。




今日の一冊。

中南米の農業に関する伝承なんかが載ってます。月の引力で海の水があんなに変化するんだから、植物にも影響があると思うな。昔の人の観察力はすごいね ^_^  


Posted by 加藤洋らん苑  at 19:53Comments(0)その他の蘭

2014年06月20日

蘭だけど葉っぱなんです。その2

シンビジウムでも葉っぱがかっこいいタイプあります。

Cym. Little Black Sambo ' Black Magic'

オーストラリア原産の原種、カナリキュラタムとマディダムを掛け合わせたタイプで、凛とした葉っぱが魅力的。
この展示ではバルブと葉っぱを根から切り離してます。それでも結構保ちます。



こちらのカットバルブはエンシクリアです。以前ドイツの展示会に行った時の様子。ツヤツヤのバルブがかわいいね。根がないのにこの状態から花が咲きました。ほんと丈夫。



展示会のトピックスにも紹介されてました。なんて書いてあるかわかんないけど。



Eulophia petersii
ほんと多肉みたいな葉っぱだね。花はまだ見たことない。



Oeceoclades rozeo-vurigatum
蛇みたい?結構好きなタイプです 。



Max.sanguinea
このマキシラリア、ほんとかっこいいタイプ。近くのラン屋さんに売ってもらいました。お気に入り ^_^

花だけでなく葉っぱも楽しんでみてね。



今日の一冊。


これからはネタが少なくなる季節なので本も紹介します。全部読んでないのもあるけど。
いろんなホテルが紹介されてます。夏休みの予定にいかが?   


Posted by 加藤洋らん苑  at 00:45Comments(0)その他の蘭

2014年06月13日

蘭だけど、葉っぱなんです。その1

蘭は一般的に豪華で長い間花が咲くイメージがありますが
中には葉っぱが面白いタイプもあります。


これはフィリピン原産のEria aporoides
エリア アポロイデスは白い花も初夏から咲きますが、一番の魅力は多肉みたいな葉っぱ。
冬の低温に注意。寒さに当たるとサンマの骨みたくなります。



小さくてもかわいい。



Den.junceum
デンドロだけど細めの葉っぱが魅力。
花はあっというまに終わります。


Aeridovanda Mundyi
エリドバンダ ムンディーはとても丈夫。
寒さにも結構強いので育てやすいね。
途中から根が出てくるのも魅力的。
春に白い花も咲きます。






ちなみにそれぞれの花はこんな感じ。

観葉植物みたいに飾ってもおもしろいかも。

続く。

  


Posted by 加藤洋らん苑  at 21:00Comments(0)その他の蘭

2014年06月12日

野菜も。

シンビジウムはシーズンオフに入りましたが何気に忙しい。芽かきや植え替え作業など盛り沢山。



ニンニクの収穫も始まり



サトイモの草取りや


まこもたけの世話もしないとね。

稲がでかくなった感じの草が、まこもたけです。キノコじゃないよ。
秋になると根元が膨らんで収穫です。

  


Posted by 加藤洋らん苑  at 00:01Comments(0)野菜

2014年06月07日

日本みつばちとシンビジウム。その3

あまり良い写真がなかったので今回は佐々木正己著 ニホンミツバチ 北限のApis ceranaから引用。

なかなかこんな写真は撮れないね。
日本みつばちがキンリョウヘンの花粉を
背中にくっつけてます。

日本みつばちを含む東洋みつばちなどの分布図。

キンリョウヘンなどの分布図。

もともとキンリョウヘンやデボニアナムなどは日本に自生しておらず、キンリョウヘンは約100年前から日本に導入されたそうです。斑入りの葉芸が人気になり、番付表まで作られたみたい。


ちなみにこれは60年もののキンリョウヘン。長生きだね ^_^

昔人気になったおかげで、植物好きなお家の軒先に結構コロコロしてます。
何十万年?も前に日本列島が大陸から分かれて、土着のみつばちとして生息してきた日本みつばち。
2万年後?に豊田市の軒先でキンリョウヘンやデボニアナムと再会して引き寄せられるのもロマンがあっていいね。そんなに会ってないと忘れちゃいそうだけど。

キンリョウヘンが日本みつばちを引き寄せるフェロモンはセパルとペタルの付けね付近から出してるみたいで、ほんと猫にマタタビみたいな感じです。
キンリョウヘンやデボニアナムはポリネーターの日本みつばちをフェロモンで引き寄せるけど、対価はあまり与えない。どっちかっていうと小悪魔的な女性な感じ?かな ^_^


これはヒマラヤオオミツバチの採取の様子。行って見てみたい。命がけだけど ^_^
(写真家アンドリュー・ニューイー氏から引用)
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 22:31Comments(0)日本みつばち

2014年06月05日

日本みつばちとシンビジウム。その2

各地で日本みつばちを飼う方が増えていまして

古い写真ですが信州で開かれたみつばちの勉強会。かなり沢山の方々で熱気がありました。

スライドや

巣の実物展示や

手作りの道具なども販売してます。
(これはハチマイッター)

いろんなやり方がありますが上手く行くとこんな風に蜜がびっしりに。


遠心分離機などは使わずに自宅で日本みつばちの蜜をいただけます。さっぱりとした甘さ?で絶品です。^_^
続く。
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 20:40Comments(2)日本みつばち

2014年06月05日

日本みつばちとシンビジウム。その1

日本みつばちをご存じですか?

東洋みつばちの一亜種で、もともと日本に生息してます。
春になり新しい女王蜂が生まれそうになると、今までいた女王蜂が働き蜂を連れて巣を出ます。

こんな感じで木に集まったりします。これを分封といいます。
10年位前からこの分封群を捕獲するためにシンビジウムの原種や一部の交配種が人気になってます。

こんなふうに蘭の花があると分封群が集まってきます。(蘭はスウィートデボン、蘭があっても100%集まるわけではありません。)

原種の中ではキンリョウヘン、デボニアナム、スワビッシマム、スワブなどに捕獲例があります。(写真はデボニアナム)

交配種ではミスマフェット、スウィートデボン、フオァゴットンフルーツなどで捕獲例がありますが、栽培の容易さ、開花調整、誘引力を考慮するとキンリョウヘン、デボニアナム、ミスマフェットの3種類は是非揃えたいところです。その他の品種は備えの役割かな。(写真はミスマフェット)

続く。  


Posted by 加藤洋らん苑  at 20:25Comments(2)日本みつばち

2014年06月04日

エンシクリア

やっとブログの内容が季節に追いついてきました。シンビジウムの季節が終わり、エンシクリアが咲き始めたのでちょっと紹介。

中南米が原産のマイナーな蘭ですが、丈夫な物が多く一般家庭でも十分育ちます。冬は10度以上あると良いでしょう。

主に4月から7月位に咲いてくる物が多いかな。


香りのある物や


和の雰囲気をもつ原種なんかもあります。


ピンクの花や






グリーン、鮮やかなオレンジ(最近属名が変更になりました。)の原種なんかもあります。




そんなに場所を取らない物が多いので飾るところを選びません。


可愛いバルブも魅力のひとつ。


最後にこの原種はお金持ちを見分ける蘭。この花の香りを良いと感じる人はお金持ちの方が多いそうです。
試して見たい方はご連絡お待ちしております^_^
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 00:42Comments(3)その他の蘭

2014年06月03日

バラとガーデニングショウ2014

毎年5月上旬から西武ドームで行われるバラとガーデニングショウ。
ドイツで一緒だった千葉県の(有)あかざの皆さんが参加されてます。


いつも素敵な庭を作られてます。



今年は雑木林風のお庭でデザインされました。優秀賞(第2位)を受賞。






奥の方にシンビも使って頂いてます。
いつか自宅の庭を作ってもらいたいね^_^

少し分野は違うけど大変勉強になりました。

  


Posted by 加藤洋らん苑  at 23:18Comments(0)イベント

2014年06月01日

三刀屋らんらん蘭祭り

名古屋国際蘭展から約1カ月後、4月の中旬に島根県で開催された三刀屋らんらん蘭祭りに参加。

今年で2回目の参加です。町の方々の手作り蘭展でとてもアットホームな感じ。

レジの準備や


手作りの棚など設営もして頂きありがとうございました。


ゲートボール場が蘭展会場に早変わり。



地元の方が山野草や鉢を売ってたり、炊き出し、踊りなど盛り沢山でした。



トミー先生のわかりやすい蘭栽培講座も大人気‼︎



自分で交配もなさってる千原さんを中心に手作り蘭展。蘭展の原点だね。
とても素敵な時間でした。ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします^_^



町の特産?の御衣黄。緑の桜も大好きです。
やっぱ島根弁は可愛い^_^
  


Posted by 加藤洋らん苑  at 20:41Comments(0)

2014年06月01日

名古屋国際蘭展 2014

淡路島を撤収して2日後、最後となるランの館で名古屋国際蘭展 2014の設営開始。



苔玉教室もあったり


夜はライトアップもあり、綺麗でした。






ちゃーりー'sガーデンの西尾さんのオダマキとコラボさせていただきました。
オダマキかわいい!








個別審査にも色々な蘭が出品。


商品性の部門で最優秀賞をいただきました。ありがとうございました。


特別展示でいろんなものに似てる蘭特集。



ちょっと困ったサル?





研究のポスター展示もあったり


ペペんところから良くわかんないもの買ったり

買うor買わないと悩んだり。楽しかったです。

ランの館での蘭展は最後ですが、また形を変えて開催されるといいね^_^









  


Posted by 加藤洋らん苑  at 17:10Comments(0)蘭展

2014年06月01日

淡路島 奇跡の星の植物館その3

即売会の様子。他の会場にはない楽しさがありました。

設営直後、奥にもお店があります。










Angraecum sesquipedale
閉園ギリギリに若いご夫婦?がお部屋の雰囲気にピッタリと購入。とても素敵な方々でした。ありがとうございました。

初めての即売会でしたが、また来年も開催したいね^_^




  


Posted by 加藤洋らん苑  at 15:16Comments(0)蘭展